僕が17で大病をわずらったとき、真っ先に思ったのが「あ、僕は誰の記憶にも残らないまま死ぬんだ」ということでした。
そのインパクトのせいかどうかわかりませんが、僕の中で「誰かの記憶に美しく残りたい」という思いがいまだに強くあります。著書で出し惜しみゼロなのもそのせい。
それに自分の中の思い出も大切にしたい。
記憶=思い出=過去
とっくに気づいていましたが、僕は未来よりも現在よりも過去にフォーカスを当てて生きている。
でも一方で未来に光を当てて生きている人がいる。
もっと幸せな明日を作るために、いまの決断をしている人がいる。
本当にすごいなぁと思います。
右利きが左利きを羨むように聞こえるかもですが、そうではありません。
思い出になりたいのか?
それとも幸せになりたいのか?
そういう問いだと思っていて、未来を見据えて勇気ある選択をすることは、自分と周りをハッピーにする不可欠な要素だと。
「そっちのジャンルは得意じゃない」で諦めていい領域じゃない。
まだまだ足りない力。
まだまだ足りない覚悟。
前を向いてがんばります。